『冬の風の中で』

2003年1月25日
冷たい風が頬にぶつかった。
私は歌い始めた、冬の風の中で。

そっと流れる風とメロディー。
誰かに届くわけでもないメロディー。

手の感覚が消えていった。
小さな歌声で暖める。

憎いくらいの冬の青空は。
泣けるくらい綺麗だった。

まだ歌い続ける。
この歌が終わったら、きっとあなたが
暖めてくれるから。

だから歌う。冬の風の中で。

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