一つ、命が消えた。
それは、最も愛した人だったかもしれない。
それは、見ず知らずの他人かもしれない。

しかし、消えた命の重みは等しい。

若くても、老いていても、同じ。

消えた命は、ただ消える為にある訳ではない。
何かを、残すために。
そこで生きる為に。

その命を、踏み台にして生きるより、
その命と共に歩んで欲しいと、詠う。

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